先日のビルテナントの工事が終わったのでまとめておきます。
スイッチ・コンセント取付
木下地の上に石膏ボードが張られたタイミングで、スイッチとコンセントのボックスを開口しています。クロスが張られた後、スイッチとコンセントの取付になります。
次の写真はボックから電線を引き出して、電線の被覆を剥いている状態です。
スイッチの所に、電源と照明器具の配線を持ってきていたので、このボックスの中で結線を行います。
純粋にスイッチの線だけだと、電源の100Vとキグに行く線だけなので、結線を勘違いしても照明が付きっぱなしになるだけですが、ボックス内に電源の100Vと接地線がいると、間違うと短絡して良くないです。スイッチの割当てを後で変更できるように、スイッチに集めることがあって、やらかすパターンです。
次の写真は「何を思ったか電源側とアース側を同じ速結コネクタに突っ込んだ」写真です。
あとは、天井内で結線するのはちょっとだるいくらいの時に、電源とキグの線を取り合えずボックスの中に突っ込んでおこうって場合です。
単純に電線にスイッチ割り込ませるイメージです。
で、同じく、コンセントも取り付けていきます。
金属管工事
露出部は金属管指定だったので、配管していきます。
ここも天井下げてくれれば楽なのに・・・。
梁を添わせて曲げてエルボーに差し込んで立ち下げています。
エルボーの部材が違いますが、材料確認してなかったので、これでどうにか押し込みました。
で、立ち下げてコンセントを付ければ完成。
ダウンライト取付
天井も大工さんにダウンライトが付く場所に下地を入れないようにお願いしているので、ボード開口して、クロス張った後はこういう状態です。
全体でみるとこんな感じ。電線を取り出して被覆を剥いている状態です。あとは、ダウンライトを接続して天井に埋め込んでいくだけ。
ダウンライトですが、モノによって違いますが、バネを固定しているビニールそのままで、取り付けてしまうと、天井から落ちてくるので、注意です。
完成!
ライティングレール取付
ライティングダクトを付けます。一人で長いのを付けると斜めになるので、レーザーを使います。
レーザーを使う利点はずれてても、「レーザー使ったので待ちがないないはずです、壁のカネテがダメなんじゃないですか」とか言える事です。
まずは、配線が出てるところ基準にレーザーを置いて、梁からの寸法を測ります。
離れた所でさっきの寸法と同じ所に、レーザーの角度を合わせれば部屋に水平なラインが天井に出ます。楽勝です。
あとは、フェードインを電線に合わせて、取り付けていくだけです。
レーザーのライン通りに固定していきます。
あとは、器具を付けて完成。
絶縁測定、極性確認
分電盤で絶縁測定します。対地絶縁です。
この分電盤はアースがないので、白相(電柱のトランスB種接地)をアース替わりに使います。
まずは、テスター壊れてないかのゼロチェックから。
分岐回路をひとつづつチェックして。最後に、コネクタ抜けてないか確認でもう一度ゼロチェック。
次は電圧測定です。
ついでに、アースが来てるかもチェックします。
極性確認もデジタルテスターならできます。片方を自分の手に当てて、もう片方をコンセントの右側に指して、電圧が出ればそちらが電源側です。人間の静電容量とテスターの高い内部抵抗で分圧されて電圧が出ます。テスター壊れたら感電しますが、直前に電圧測定してて短絡してないから大丈夫です。
接地側でも多少電圧が出ますが0Vよりです。